2006(平成18)年の5月に父親が他界した。
私は、翌年の6月に郷里の播州赤穂に帰ってきた。
帰郷する前、大阪にある会社の関西支社で働いていた時の同僚に森本さんという人がいました。
私より5つほど若い人だったが、前の会社の時に当時、3才の娘さん(満里奈ちゃん)を残して奥さんに死に別れている人だった。
彼が、転職された時に私のプロジェクトを手伝ってもらった縁でよく身の上話を話してもらった。
奥さんが、肺ガンでなくなったこと。奥さんの姉が近所で住んでいてくれるので、助かっていると・・・
前の会社の上司は、子育てに非協力的だったと・・・
世の中には、父子家庭でも立派に子育てしている人もいるが、彼もそのひとりだった。
その娘の満里奈ちゃんが、大好きなものは、父親手作りの卵焼きだったとそれもカニ缶のカニのほぐし身が入ったもの。
ある日、私たちにハワイのコンベンションセンターでの仕事が入った。森本さんは、行けないといっていたが、私は支社長に直談判して森本さんを参加させて欲しいと・・・
後日、ハワイ行きの日本航空機には、満里奈ちゃんと叔母にあたるお姉さんも同乗していた。
森本さん親子とお姉さんの参加は、支社長の粋な計らいだった。
ハワイの仕事の最後の日は、自由時間が1日設けられていた。森本さんの3人は、ハワイの休日を楽しんだことだろう。
今日、夕飯に母親の為に卵焼きを作りながらこんな昔のことを思い出していました。
満里奈ちゃんも今では、高校生か大学生だろう。
時の流れを大いに感じる。